損したくない車下取りの秘密

中古車の下取りに限らず色んな商品に下取や買取が普及しています。家電の通販などはその典型です。智慧を絞って活用しましょう。

中古車の流れについて

初めての新車購入はとても嬉しいことのようです。特に予算の関係で今迄は中古車しか買えなかった方などは格別なようです。あの新車独特の匂いはたまらなさそうです。ところで、買換えの方は皆さん中古車下取か買取業者に売るなりして購入費用の足しにされていると思いますが、今迄大切に乗られてきた車はどうなっていくのでしょう。ネットで少し調べてみました。

主流はやはり中古車販売ルートに乗せることのようです。下取なり買取された中古車は中古車の販売店が参加するオークションに出されるようです。このオークションは参加資格が必要で一般の人は参加出来ません。オークションの場は全国に100ヶ所以上ありほぼ毎週開かれているようです。新型車や旧型車、国産車や外車、様々な車が毎回数万台取引されているそうです。そしてここで落札された金額が、下取や買取の査定金額に反映されているようです。中古車の販売店は、ここで落札した車を整備して店頭に並べるわけです。最近はこのオークションに車のメーカーも参画して、中古車市場は活発になっているそうです。またインターネットを使って会場に行かなくてもオークションに参加出来るようになっていますので、そのことも中古車市場の活性化に繋がっているのかも知れません。

次に、海外へ輸出される流れがあるそうです。中古車として国内で人気の無い車や走行距離が長い車など、国内の中古車市場に出回らなくて海外に輸出されるそうです。国内では再販出来ない様な車でも、海外での日本車の信頼は厚く需要も沢山あるそうです。数年前までは日本海を渡ってロシアに輸出される車がかなりあったそうです。また東南アジア方面への輸出も多いそうです。国内で活躍し終わった車が、海外で第2の人生をスタートする訳です。

最後は車体の傷みも酷く再販出来ない車です。これらの車は解体されて車としての人生を閉じることになります。エンジンやミッション、他にも使える部品は国内外で販売されて再利用されるようですが、他は鉄やアルミ・銅など資源としてリサイクルに回されるそうです。皆さんが手放された車は概ねこの様な形で流通しているようです。新しく手元に届いた車もゆくゆくはこの流れに乗って車としての寿命を閉じる訳です。大切に扱い、そして安全運転を心掛けて車のお世話になりましょう。