損したくない車下取りの秘密

中古車の下取りに限らず色んな商品に下取や買取が普及しています。家電の通販などはその典型です。智慧を絞って活用しましょう。

車の買取依頼における注意点

最近は車の買換え時に中古車下取を同時に頼むのではなく、別途買取業者に依頼するケースが増えているようです。下取りをお願いするよりも、買取して貰う方が金額的に有利な場合がありそちらを選択するという訳です。買取業者の情報はネット上にも沢山出ていますし、見積もりの依頼もネットで簡単に出来るようになっています。

その見積もりも複数の買取業者から一括して入手出来ますので、金額の比較も容易に可能です。ただ販売会社に下取を依頼するのに比べると多少の手間が掛かりそうです。またネットで色々見ていると、買取を依頼する場合の注意点が幾つかありそうです。買取業者と交わす売買契約書に関することです。大きく分けると3点ほどになりそうです。

先ずは買い取って貰う車自体についてです。契約後に過去の大きな修理歴が見つかったり所謂メーター戻しなどが判明すると、契約時の買取価格が大幅に減額されたり、酷い場合は損害賠償を請求されたりするケースがそうです。過去に水害歴があった場合も同じようです。買い取って貰う車が新車で購入していた場合は自分で判りますが、中古車を購入していた場合は過去の履歴が判りません。充分な注意が必要です。

二つ目の注意点は、買い取って貰ったお金の受け取り時期についてです。契約時にきちんと確認しておくことが重要です。新しく購入する車の支払いに充てる方も多いと思いますが、受け取り時期が思惑と違うとお金の遣り繰りが必要となります。小さな金額ではありませんので大変です。気を付ける必要があります。

最後の注意点は自動車税に関することです。自動車税は毎年年度初めにその車の所有者に対して発生して1年分を払いますが、買取を依頼する時期から年度末までの月数分が戻って来るそうです。例えば10月に売った場合は翌3月までの5ヶ月分が戻ります。この分の精算がどの様にされるのか確認が必要となりそうです。買取の見積もり金額に含まれる場合があるそうですから、混同しないように気を付けましょう。他にも実印と印鑑証明が必要になるとか、名義変更の時期を確認しておかないと売った車の自動車税の通知が来てしまうとかあるようですが、概ねこれらの3点を基本に注意しておく必要がありそうです。何だか買取を依頼するのは面倒そうに感じますが、名の売れた買取業者であればその辺りの対応はしっかりしているようです。ただこれらの事はきちんと確認しておいた方が良さそうです。